2007年1月
Thalys車中より
これは、府大山岳会MLへの記事の転載です
皆さまお元気でしょうか?
今朝、リモーネのホテルを引き払って帰路に着いた岡井・関田より2時間遅れで、リモーネを出て車でニースへ向かいました。
ニース空港でお昼の食事をとっているときに、携帯で電話したら、彼らはモナコ観光中とのことでした。
汽車でニースに着いてホテルに入ってすぐに、また汽車でモナコ に向かったのでしょう。
ぼくはいま、ブリュッセルに向かうTHALYSの車中です。
ニースから1時間45分ほどでアムステルダム空港に着きます。
アムステルダム空港から地階におりると、そこがTHALYS乗り場です。
THALYSというのは、ヨーロッパの新幹線で、この列車はパリ行きです。
全席指定のTHALYSは2時間ほどでベルギー・ブリュッセルに着きます。運賃は46.5ユーロ。1ユーロ160円計算で、7440円。日本の新幹線よりは安いようです。
今回のスキー行は、岡井の要請によるものなのですが、雪不足は極端で、困ったことだと思ったのですが、不運が幸いしたというべきか、結果として、フランスのスキー場を巡ることが出来ました。
まずは、リモーネから国境沿いに北上して車で2時間の距離にある、ヴァルススキー場。それから、3泊4日で遠出したシャモニーのラ・トゥールスキー場とグランモンテススキー場。
このシャモニースキーからの帰路、スイスに回り、ラクレット(これは日本の椀子そばにあたるもので、もういいというまで、火でとろかしたチーズが供される)の昼食を楽しんでイタリアに戻りました。
すると、このスキー遠征の間に、イタリアのリモーネでも雪が降り、90%のコースが滑走可能となっており、思う存分最終日のスキ−を楽しむことが出来ました。
岡井たちは、2週間でイタリアとフランスの都合4つのスキー場を滑ることが出来た訳です。
岡井と関田が会うのは、関田が新人の時、岡井がサブリーダーでの時以来のことで、ほとんど50年ぶりなのです。
あの時は剣沢の定着の後、薬師越えで縦走し、祖父沢の出会いで解散したのですが、岡井は鬼軍曹の異名で新人に恐れられていました。
その時の感覚にタイムスリップしたのか、関田はまるで大学生に戻ったようにはしゃいでいるように見えました。
では近いうちに総会でお会いしましょう。
20:00 1/Feb/2007 Thalys車中にて
高田直樹