7月4日「イタリア暮らし」の始まり


 7/1日本発。ニースで一泊した後、昨日(7/2)ここリモネットに着きました。 リモネットは、ピエモンテ州の避暑とスキーのリゾートで有名なリモーネ・ピエモンテからさらにフランス国境の山手に15分ほど登った山村です。
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 最近モナコのロイヤルファミリーがここの土地を買ったとかで、知られるようになったそうですが、有名F1レーサー・シューマッハの別荘があることも知られてはいませんでした。 日本でも、ワインの通がピエモンテワインの優逸を知っているのみのようです。 2006の冬季オリンピックは、トリノで行われるので、その時は当地も会場となり、日本にも一気に知られるようになると思われます。

 フランス国境までが5分のこの地からは、ニース、モナコ、モンテカルロなどは2時間足らずの距離で、言葉はフランス語訛りのイタリア語で、リモーネ訛りといわれています。 管理人のおばさんが経営するレストランには、グレースケリーもよく来たそうで、息子の王子とおばさんが一緒に写っている写真が掲けてあります。

 ここでは、昼はハイキング、夜は持って来た自家製のコピーDVDの映画鑑賞と読書(主に『鬼平犯科帳』)で過ごす予定です。 昨日、到着と同時に旧友のパベルから誘いのメールが来ました。彼は、中学生の時から住み慣れた亡命先のアムステルダムを離れ、生まれ故郷のチェコに戻ったばかりです。 ぼくと知り合ったのは、もう15年も前で、バンコックに英語の勉強に留学している時で、彼はロッテルダム大学の院生でした。 その後、KLMで社長秘書を長年務めてから、abm-amro銀行の副頭取にヘッドハンティングされて数年経ったのですが、今回そこを止めて、チェコでリサイクル会社をやることになったようです。

 彼のメールには。 All easy highway road and you should be able to drive in one day. Let us know if you could make it – I would love to show you our new house, new surrounding, new work, new motorcycle, new rabbit, new baby, new car Skoda, new friends, new garden, new forest, new city and all this. と書いてあるのですが、彼の住むブルーノという町は、プラハの南東にあり、ここからだと、トリノーミラノーウィーンと走って、約1300キロあり、アムステルダムからスイスまで、スイスからプラハまでと平気で走った昔だったら平気の距離ですが、いまはやっぱり2日見ておいた方がいいと考えています。

 19日以後が都合がいいそうなので、帰国する前の訪問を予定しています。 では、また。

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