ドバイのHolyday Inn downtawn Hotelで、インターネットサーバに接続し、mixiにアクセスすると、突然アラビア文字の画面がポップアップします。
アラビア語のポップアップメッセージの下段には英文があり、こう書いてある。
We apologize the site you are attempting to visit has been blocked due to its content being inconsistent with the religious, cultural, political and moral values of the United Arab Emirates.
つまり内容が、宗教的文化的政治的あるいはモラルから考えての価値観が、アラブ首長国連合と合わないのでつなげません。ごめんなさい。
思うに、mixiにはたぶん、ぼくの推測なのですが、少々いかがわしい写真などが、載っているのではないかと思われます。
ムスリムのこの国では、女性のショートパンツも否定されるのですから。
それはそれとして、ぼくはにアラブの連中に対する偏見がある。
『アラビアのロレンス』にアンソニークイン演ずる族長が登場しますが、彼らの末裔がアラブ首長国連合(UAE)を作っていると思っています。
元々砂漠の民で、ラクダを連れてテントで起居する遊牧生活を送っていた人々は、石油がわき出しただけでとてつもない富を手に入れた訳です。
ひどく尊大で、世界中どこへでも、白服で頭にしろ布を載せ、黒色のワッカで押さえた衣装を変えない。
日本人も、明治の元勲達は、着物にちょんまげ姿で、欧米をめぐったのですが、彼らはいまもそんな調子を決して変えない。
日本人も見習うべきかなと、思ったりもするのですが。
ドバイでも、ネイティブは27%ほどで、彼らはみんなとんでもない金持ちで、豪壮な邸宅に住み、額に汗する事なく金が入ってくるシステムを作っています。
まあ、六本木ヒルズ族の国と云えるかもしれません。
そういえば、ドバイの町は、六本木ヒルズのような、いやもっと巨大なビルが建ち並んでいるという感じです。
残りの人々は、すべて外国人。ワーカーはほとんど東南アジアの人々です。
この砂漠の国では、水がありません。
有り余るオイルを燃やして海水を沸騰させ、蒸気タービンんを回して発電する。その時の蒸気は水となりこの水が水道水になります。計算すれば凄く高い水です。
でもドバイでは、税金はただです。電気水道電話代もフリー。27%の支配層は、もうけた金を国民に還元していると云えます。
大衆からいかにお金を取ってやろうかとばかりを考えている感じの日本政府も少しは見習ってほしい気がします。